シリンダー内で上下運動をして吸気から排気までの力を伝える部品。エンジンを7000回転させるとピストンは1分間に7000往復することになるので、軽量・精密かつ耐熱性に強い素材が要求される。最近では軽くて強いアルミ合金が多く使われている。燃焼室の燃焼温度は2000度を超えるといわれているが、ピストンはその熱を直接受けるため、冷却性能も重要になる。高性能エンジンのピストン内には、クーリングチャンネルと呼ばれるオイル循環路が設けられており、そこにオイルを循環させることでピストンを冷却する。